不思議な時間 (こたつ星人)
2008年 02月 20日
PM9:30すぎ、こんなメールを笑顔で元気なコが突然くれた
昨日は本当に部屋の中まで、空気まで凍ったように冷たくて、夜食を食べてコタツにはいって小説を読み出したら、すぐにぼくは寝てしまった(らしい)
Re、がなぜ三つなんだ…と寝ぼけたアタマでぼくは少し考えた
そう まず日曜夜、ぼくが"こんばんは"というメールで、あっと言う間に休日は終わるなぁと愚痴を零(こぼ)して
その返事が翌日の夜中に、"Re:こんばんは"で《今日は中村屋のカレーを初めて食べました。おやすみなさいませ》て文付きで返ってきて
それにぼくが"Re:Re:こんばんは"で、きみはきっと花の咲くような笑顔で、ごちそうさま!て言ったんだろ。見ないでも、解る。おやすみ て返した
今、その返事だった
ぼくはコタツに入ったまま、返事をうった
((sub:Re:Re:Re:Re:こんばんは 本文:なぜ言わないんだ。かわいいし何の違和感も無い、平気なのに。きみはもう寝るのか))
しばらくしてきた返信
《Re:Re:Re:Re:Re:こんばんは こたつで眠い感じになってます。》
こんなやりとりが10往復(2時間半くらい)は結局続いて、きっと僕等はずっと二人ともこたつ星人のままだったんだろう
よくある事で、subは、Re:Re:Re:Re:……が枠からはみ出して
((きみ髪はまだ長いのか))
《秘密です》
((悪いコになった、て負のブログに書いて世界中に密かに公開しよ))
《もともと悪いコです、うひひ 絵文字》
… … …
不思議な時間だった
めずらしく、途切れなかったメール
最後の間(あいだ)が一時間以上あいた時、ぼくには彼女が寝ちゃったのか打ち切ったのか解らなかった
起こすよりはとそのままにしてると、"おやすみなさい"と最後のメールがきた
カレシ、そんな事をぼくは考えたけど、それでももうぼくはよかった
メールに残る、ずらずら並んだRe:を眺めながら、不思議な時間がまたあるといい、なんて思うぼくはまったく××だな