Mと会った火曜日のことを書こう。
2011年 05月 27日
火曜日の夜、メールで『駒込駅の六義園側出口で』て所まで打ち合せたのに、改札の中と外でお互いを待つという気の合わなさぶりを確認してから、やっとMと晩ご飯になった。会うのはたぶん、1年ぶりくらいだった
ここ、K(やっぱり僕等の同サークル、同級生女)と前に来たんだ〜、といってMが案内したのはSPAIN BALで、全然馴染みのないメニューをガン見するぼくを笑って、Mは次々に絶対適当に注文した
4月からぼくが復帰した
「あたしがいた頃はもっと全然雪が降ったんだよ。最近はもう降るって言ってもそんなに降らないじゃん?」
『毎日、雪か雨がイヤなんだよ。天気予報が″明日は雪ときどき止むでしょう″とか″晴れ(曇りじゃない)ときどき雨″っておかしいだろ絶対?』
「おかしくないよ」
Mの故郷、雪国担当になってからもはや3年半たっても、未だその天気が嫌でなじまないぼくに、Mは自分の高校時代のこと、今してる仕事のこと、僕等の同級生でぼくの知らない話題(誰々が離婚した)のこととか、次々と話してくれた
「あたし可愛いものとか嫌いだしさ」 3時間後、そう言ってたMの携帯はオレンジとワインレッドを足して割ったような色だったから、『お、随分可愛い携帯じゃないか!』ぼくがわざとそう言うと、Mは「そうかな〜、可愛いかなあ〜?仕事で黒っぽいカッコばかりしてるから、お財布と携帯は明るい色にしようと思っただけなんだけどさ〜…」と似たような色の財布を取り出した
雪国はでも辛いよね。ガンバレ
Mのメールを見たとき、どんなに自分が嫌いでもそこはMの故郷なんだから悪口にならないよう、面白おかしく話そうとか思ってた自分の目論(もくろ)みは完全に失敗してたことを分る
いや、もう分ってたけど
何か都会に馴染んだ妹を見る雪国の兄の気分がした…また連絡する (ぼくの返信)
妹いないけどね