本を読む生活
2011年 03月 19日
テレビの番組構成が結構「ふつう」に戻りつつある
ただ、画面の左脇と下の部分にテロップみたいに字は出てるけど
見たい番組もあまりないので(たとえば今日ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパーがやってるけど、実はONE PIECE自体ちゃんとマンガを読んだことないから)、テレビは点いてるけど、また本を読んでいる
色々な意味で、現実逃避
『・・・「三宅さんって、前に話してたサークルの人?」
『そうそう。睫毛が濃くて目がくっきりしてて、フランス人みたいな顔してるんですよ。ただ、ちょっとワガママっていうか、性格に問題があるんですけど』
「でも大和君は彼女と仲良くしてるんだね」
『仲が良いっていうか相談役っていうか。俺、頼られてるみたいなんですよね』
「……そう」
『相談ふりしてるふりして、じつは俺のことを好きとか、そういうオチがあればいいんですけど』
あれば、いいのか。それはそうだろう。なんと言ってもフランス人だ。
『あ、そういえば鯨さんは、好きな人とかいないんですか?』
思わずポテトチップを噛まずに飲み込んでしまった。茨(いばら)のような感触が喉を通過していく。
・・・・・(真綿荘の住人たち 島本理生著)』
テレビをニュースに変えてみると、都内のガソリンや食べ物が買い占めですっからかんになってるという話題をやっていた。
被災地から遠い、日本で一番モノが多いハズのこの都内が、一番の品薄欠品だなんて
都内に住む人々が、実は日本で一番、自分さえ良ければいいというエゴに満ちていたという事実が図らずも露呈した
でもわかってたことだ。 だって、地方の人のほうが全然親切だし正直だと、身をもって経験してる