「きみは10年に1人、会うか会わないかの逸材だよ!はっはっは…!」

何の冗談か、二次会のクラブで、さんざん下ネタを話してた関係先の重役さん、隣りの女のコ越しに、いきなりぼくのアタマをぺちんと叩いた
女のコ、胸が見たいなら見ろという勢いで、谷間が全開になっている 見るのはそっちじゃない(汗

『すみません、B型でしょうとよく言われるんですが、気をつけます…』と、訳も分らず謝ってみる
「いや、俺はそういうのキライじゃないんだ、独特でいいんだよ!」

そのにやにや笑いは、どう取ったらいいんだろう?

どんな業界でも、接待というのはあるんだなあ、とつぶやきの範囲の小声を装いつつ、ぼくは反対側の隣りの女のコ方面に話しかけてみた
これなら高確率で想定しうるシカトという結果に対して、独り言という逃げ道を用意して気まずさを回避できるだろうと思ったし

「みなみちゃん」はにっこりしてこう言った
『さすが、学者さん、ですね?』
     ・・・なに、それ?

e0100012_1431570.jpg
[PR]
by blanche-bateau | 2009-10-29 01:45 | Comments(0)

鉛色の空

寒い。やっぱりまるで別の国に来たような天気の違い、鉛色の空、その下のまばらな人影。

雪国に来た 都内の空気をそのまま持ってきた新幹線から下りると空気が違う
誰かの声「さむーい」

あさってまで、この冷気でコーティングされだした町にいなくてはいけないと思うと、憂うつになる

『新商品』が発売するから、週2日くらいはこっちで宣伝活動をしなくてはならない

2週間前、この雪国で他の会社に関する情報を仕入れて全社掲示板に書き込んだら、会議で取り上げられたらしくて雪国上司から『その調子でお願いします』とメールが来た
ふむ、週2日でも、ちゃんと仕事をしてる、ていう証拠作りは大事だなあ・・などと思ったり

駅前の、この県に3つしかないらしいコーヒーショップから出たくない(寒いから)

時間まで、あと少し

e0100012_10485597.jpg
[PR]
by blanche-bateau | 2009-10-20 10:50 | Comments(0)

知らない人

かけもち、はやっぱりかなり辛いかも 分ってるけど今日こそかなり、疲れた

支店の会議でかなりの人数が集まった 10月から随分人が変わったらしい

混み合う中、何人もに、声を掛けられた 『よっ、元気!?』(うしろから乗りかかられる)

知らない人達 ・・・いやたぶんどこかで会ってる人達

前の会社でセンター担当だった時、ぼくはお客様と全国をまわってたから
その時知り合った仲間なのか きっとそうだと思うけど、もう全然憶えてない

上すべりでびくびくした会話 横顔を盗み見るしか、できなかった
そもそもぼくは、時間に追われてそれが気になって、気もそぞろ

律儀にネームプレートをつけてた人が!『F丘』?・・・だめだ憶えてない

e0100012_1492727.jpg
[PR]
by blanche-bateau | 2009-10-14 01:50 | Comments(0)

Yからメールがきた 決めた事を翻(ひるがえ)す内容だ
ちょっと考えて「わかった、いいよそうしよう」と返信する
『手間をかけさせてごめんね〈(_ _)〉』 ぼくはそれには返信しない

Yのメールはやたらに長いか、すごく短かいかのどちらかに偏る気がする
長い場合は、大体いまどこどこでなになにをしている、という記録みたいな内容なことが多く、ぼくは返信しない
ぼくは自分でも、以前に比べたら本当に返信が短くなったと思う

考えないといけない事がたくさんある

これからの仕事、前の仕事、今の生活、Yの兼ね合い、そのほかたくさんの事

大体、前の仕事って、事実ぼくはまだそこに所属しているのだ
事業所を横断する、浮いた存在の数少ない専門員として、こうなることは始めから判っていたことだ(と、自分に言い聞かせる)

誰か近くにいたら、庭でも出て、バドミントンしようぜとか持ちかけたい気分だ

いま雪国にいる 明日朝7:00には、都内へ戻る高速バスに乗る

小説なら、夢なら醒めろ、と誰かがつぶやくところじゃないかな

e0100012_23273715.jpg
[PR]
by blanche-bateau | 2009-10-09 23:05 | Comments(1)

けんもほろろ

『・・・「ぼくらはそうだね、客だよ。少し屋敷に用があって、部屋を見せて貰っているんだ」
脚色を交えて友好を装ってタメ口に説明する

『馬鹿じゃないの、この家に客なんか来るはずないじゃない』
そう吐き捨て、接続を拒否された 扉は再び壁となった

「けんもほろろ」 伏見が風圧で乱れた髪を直しながら、取られた態度を端的に表現する
馬鹿、と簡単な罵倒ではご立腹しないのが伏見の美徳であると心の通信簿の欄外に付け足してみた
ぼくが馬鹿と言われただけでわたしは無関係、ととらえているだけかも知れないけど ・・・』

けんもほろろ、か

そういう相手にはどうしたらいいんだろ もう一度いくしかないのかな

e0100012_1623.jpg
[PR]
by blanche-bateau | 2009-10-02 01:06 | Comments(0)