きっと、雨の中のメール
2008年 05月 14日
内容はたったひとこと 「ー疲れました。」
PM2:30過ぎ ぼくは外勤先から出たばかりで、いつも通り「帰りたい」「勉強しないと」という今やってきた業務とはまるで関係ない、個人的な用件をもう考え始めていた
『どうした、倒れるのはまだ早いし、大体きみらしくない。昨日もそっちはAll OKだろ』そう返信すると、僅か4分で返事が来た
「やること、いっぱいなんですもん。あと、最近気分の波が落ちてる方にシフトしてます(・_・、)」
ぼくからかけて僅か15分だったけど、美形は相変わらず大変そうだった
あと、だって・・ 本当に久しぶりに聞く、美形から出る弱音
きっと天気も悪かったんだろう
完璧を求めるなよ
そう何度も言いかけたけど 美形にとってそれはあまりに当然の事だったから辞めた
『好きな人に想いが伝わらなくて疲れたか?』そう聞くと美形は答えた
「好きな人なんて、いないもん」 ぼくは何、ほっとしてんだ??